転職するなら自己分析から!やりがいを自覚してマッチした仕事を見つけよう

少子高齢化による労働人口不足が転職市場の盛り上がりを生んでいるとされています。実際、周りでは転職したことで給料が増えたという人も多いですが、それらが他人事に感じている人も多いのではないでしょうか?

自分自身もその一人です。良い大学を出た訳でもなければこれまでのキャリアに自信がある訳でもない。今は安定しているといえば安定しているものの、このままでよいのかという漠然とした思いがあります。そんな中で転職をと思ったら、まずは自己分析が必要なのでは?と考えています。

目次

転職の一歩目は自己分析

漠然と転職を考えているのであれば、まずは自己分析が大切だと考えています。

なぜなら、自己分析をしてこそ自分に何があっているのかが分かります。

今のお仕事に対して不満もなければ大きなやりがいもないのは、マッチしていないからだと指摘されたことがあります。

確かに自分の価値観や目指す方向性にマッチしていれば、自ずとやりがいを覚えるものです。

お金も大切です。結局収入が高ければやりがいは後から付いてくるとの考えもありますが、収入が高くてもやりがいがなければ、やがては再び離職・転職を考えるようになる可能性が高いです。

自己分析って何をすればよいの?

自己分析とは、自分自身の特徴を客観的な視点で分析してもらうことです。自分自身で思い込むより、ツールを活用した方がより客観的な自己分析が可能です。

ツールは無料で手軽に行えるものから、有料でじっくりとしたものまで多種多様ですが、まだまだ転職を考えたばかりのタイミングや、漠然と転職が思い浮かんでいる程度であれば無料の自己分析でも全く問題ありません。

自分自身で行う場合は、自分自身の好きなことと嫌いなことを徹底的にピックアップすることから始めてみましょう。好きなことと嫌いなことを並べてみると、自分の長所だけではなく、短所も浮かび上がってきます。

自己分析の結果を転職に活用する

自己分析の結果から、自分に向いている職業が分かります。その職業こそ、「転職候補」の業界です。

薄々分かっていた結果になることもあれば、予期せぬ結果が待っている可能性もありますが、自己分析を徹底的に行うほど、確度が高まります。

ここでポイントとなるのが、向いている業界よりも向いていない業界を把握することです。

もちろん向いている業界を把握することも大切ですが、向いていない業界を把握することで、転職活動における「無駄」を回避します。

転職活動を行うにあたって、まずは大きな2つの選択肢に直面します。

これまで培ったスキルを武器に同じ業界に転職するか、あるいはまったく異なる業界に転職するのか。

どちらを選択するのも自由ですが、向いていない業界を把握することで、「進むべき道」ではなく「進んではならない道」を把握できます。

進んではならない道を多く実感すればするほど、自ずと進むべき道が絞られます。

向いていない業界でやりがいを感じるのは難しい

向いていない業界を多くピックアップする重要性はまだあります。

結局、向いていない業界ではやりがいを覚えることが難しいです。やりがいよりも収入をとの考えも決して間違いではありませんが、やりがいがもたらす充実感は、お金以上のモチベーションをもたらすものです。

向いていない業界ではあっても、悪戦苦闘の日々が自分自身のキャリアアップに繋がると考えるかもしれません。

しかし価値観はなかなか変わるものではありません。向いていない業界では、キャリアアップよりも毎日の我慢の連続で、得られるものが少なくなる傾向が強いです。そのため、自己分析で向いていないと分かった業界への転職は控えた方が良いでしょう。

自己分析は偽ってはならない

自己分析によって向き・不向きが見えてきます。そして、不向きの業界には進まない。これが分かるだけでも転職活動は大きな前進です。

そのため、自己分析を偽ることは控えましょう。

自己分析はテストではありません。誰かに結果を見せて合否を判断してもらうものではなく、あくまでも自分自身を知るためのものです。

思い描いている自分自身と異なる結果が待っているかもしれません。しかし、自己分析を偽っては意味がありません。

自己分析は自分自身が思い描いた結果に近づけるためのものではなく、今後の自分の道を示すためのものです。

格好をつけるためのものではなく、自分を知るためのものです。そのため、自己分析は正直に行いましょう。

まとめ

自己分析は転職の一歩目です。しかし、自分の理想の答えにしたいために格好つけてしまう人がいるのも事実です。

これでは自己分析ではありません。自己分析はありのままの自分自身を知ることです。

結果、転職先が見えてきます。自己分析は転職の義務ではありません。しかし、自分を知るためにこれ以上ない有用な方法です。

予期せぬ答えが待っていたとしても、それこそが自分自身です。何となく転職をと考えているのであれば、まずは自己分析を行ってみましょう。

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