【転職活動中の方必見!】採用経験があるエンジニアが解説 書類選考が通りやすい職務経歴書の書き方

書き方と書かれた紙が中心にある画像
この記事で解決できること

・採用担当に刺さる職務経歴書の書き方


始めて転職活動をおこなう方が気になる会社の求人へ応募することになったときに、

「職務経歴書ってどう書いたらいいんだろう?」
「この職務経歴書の内容で採用担当者の方にアピールできるのだろうか?」

このように思ったことはありませんか?
採用担当者の方に「ぜひ会ってみたい!」と思ってもらうためには、職務経歴書の書き方が重要になってきます。
この記事では、採用経験がある私が書類選考に通りやすい職務経歴書の書き方について解説していきます。

筆者:成宮直樹

2000年3月に地元の大学を卒業し、同年4月に地元企業の総務・人事系の事務職として入社。
採用活動や社会保険手続き、給与計算、年末調整などの業務を約4年ほど従事。
2004年8月にシステムエンジニアへ転職。
SIerやSES企業で約17年ほど従事し、要件定義から保守・運用までの各フェーズを一通り経験。
2021年4月よりフリーランスとして活動を始め、現在もシステムエンジニアとして従事中。
総務・人事やSES企業時代の案件面談などで培ってきた経験、IT関連技術などの情報を発信している。

目次

職務経歴書とは?

職務経歴書はこれまで従事してきた会社において、経験してきた業務内容と身に付けたスキルをまとめた資料になります。採用担当者はこの職務経歴書をもとに今回募集した求人の応募条件にマッチングしているかを確認するため、転職活動をおこなう上で欠かせません。この項目では、職務経歴書の基礎知識について解説していきます。

職務経歴書と履歴書との違いは?

職務経歴書と履歴書の画像

職務経歴書はこれまで経験してきた業務内容やスキルをまとめた資料になります。
一方、履歴書はあなたのプロフィールをまとめた資料になり、名前、生年月日、住所、連絡先、学歴、職歴といった情報を書きます。このように職務経歴書と履歴書には違いがあり、求人へ応募する際は職務経歴書と履歴書の両方を準備しましょう。

職務経歴書は手書きがいい?PC作成がいい?

PCを操作している男の人の画像

職務経歴書は手書きで書くのがいいのか、それともPCを使って作成するのがいいのか疑問に思う方がいらっしゃいます。例えば、これまで経験してきた業務内容や身に付けたスキルが多い方は、職務経歴書を手書きで書くとなると手間や時間がかかってしまい大変になります。特に応募先の会社から指定がなければ、職務経歴書はPCを使って作成するようにしましょう。職務経歴書をPCで作成する場合は、職務経歴書のサンプルファイルを無料でダウンロードできるサイトがあります。職務経歴書を1から作成するとなると、手間や時間がかかりますのでオススメです。

職務経歴書のサイズは?

疑問を持つ男の人の画像

職務経歴書は特に応募先の会社から指定がなければ、B5サイズ、A4サイズのどちらで作成しても問題ありません。
しかし、B5サイズに比べA4サイズの方が記入できるスペースが広いことを考えると、A4サイズで作成することをオススメします。

職務経歴書の書き方

職務経歴書の書き方

転職活動をおこなうにあたり、職務経歴書が重要な資料であることをわかっていただけたと思います。
この項目では、採用担当者にアピールするための職務経歴書の書き方のポイントについて解説していきます。

職務経歴書を書く前の準備

クリップで止めてある紙とボールペンとPC。書く準備をしているイメージ

職務経歴書を書く前に、これまでに経験してきた業務内容や身に付けたスキルについて棚卸をおこなう必要があります。職務経歴書は時系列に書く必要があるため、棚卸作業をおこたると手間や時間がかかってしまいます。
いきなり書き始めるのではなく、準備をおこなってから書き始めるようにしましょう。

職務経歴書に書く必要な項目

職務経歴書の項目ごとに解説ができるよう、番号のふってある職務経歴書のテンプレート画像。番号は下の解説記事と連動している。

職務経歴書には以下の項目を書くようにしましょう。

(1)タイトル
 職務経歴書の冒頭に「職務経歴書」と中央寄せで書きます。
(2)記入年月日、氏名
 職務経歴書を記入した年月日と氏名を右寄せで書きます。
(3)職務要約
 これまでに経験してきた職務内容をまとめたものを書きます。
(4)職務経歴
 これまでに勤めてきた企業名、業種、業務内容、実績、役職・役割を時系列に書きます。
 時系列に書くため、在籍期間を企業名の前に書くようにしましょう。
(5)資格・特技
 応募時点で持っている資格や特技に取得年月日を入れて正しく書きます。
(6)(応募先の会社で)活かせる経験、知識、技術
 求人票の応募要件をもとに、活かせる経験や知識、技術を書きます。
 ITエンジニア系の求人であれば、使用した開発言語や開発環境、DB、ツールなどを書くようにしましょう。
(7)自己PR
 あなた自身の強みやこれまでの経験で身に付けた経験・スキルなどを書きます。
 また、その強みや身に付けた経験・スキルを応募先の会社でどのように活かせるかを書くようにしましょう。

【職種別】職務経歴書で採用担当者が見ているポイント

ポイントと書かれた画像

職務経歴書で採用担当者が見ているポイントについて、職種別で解説していきます。

職種別のポイント

(1)営業系
営業系の採用では「売上アップ」「シェア拡大」「顧客満足度向上」といった会社への貢献度を見られます。
「いつ」「誰に」「どのように」といったところを職務経歴書に書き、具体的な数字を入れることで採用担当者の目にとまりやすくなります。
(2)管理・事務系
管理・事務系の採用では経験した業務内容を書き、経験した年数といった具体的な数字を入れることで採用担当者の目にとまりやすくなります。例えば、現在勉強中の資格学習や受験予定などがあれば職務経歴書に書くこともオススメです。
(3)ITエンジニア系
ITエンジニア系の採用では経験した「プロジェクト概要」「業務内容」「ポジション」「開発言語」「開発環境」「DB」「ツール」といった内容を書き、経験した年数といった具体的な数字を入れることで採用担当者の目にとまりやすくなります。マネジメント経験やリーダー経験、また経験したプロジェクトで苦労したことといった内容を職務経歴書へ書くことで、採用担当者へのアピールポイントがあがることでしょう。

まとめ

面接のイメージ画像

書類選考が通りやすい職務経歴書の書き方について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
今回紹介したポイントを押さえることで、書類選考の際に採用担当者の目にとまること間違いありません。
この記事があなたの今後の転職活動にお役立ていただけると幸いです。

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