【人事のプロが発信】転職に対する不安や疑問点を解消する

今回は、人材業界で長く活躍する方に転職について書いて頂きます。

転職はした方がいいのか。転職をする時に不安になる疑問点を解説いたします。
そもそも転職っていいことなのか？せっかく採用されたのに会社や上司を裏切ることはできない。
本当に転職をした方がいいのか。転職の一歩を踏み出せない人は多くいると思います。そんな不安がある方は是非、見てください。

転職をすると何が変わるのか

・一緒に働く人間が変わることにより、「関わる人間が変わる」
・年収が変わる
・新しいことを始めることにより、新しいスキルが身につく
・出世できる可能性が増える

「転職」をすることにより、良いことは多く存在します。
何をメリットに感じるのかについては、あなたの会社に対しての現状の不満（転職理由）によって変わります。
わたしは転職をした経験がありますが、上記に記載した全てがメリットでした。
４年弱働いていた会社を辞めることはとても大きな決断でした。
一緒に働く仲間も関係性ができているので居心地が良かったですし、仕事も1人ですることができたので、苦しさは一切ありませんでした。

一緒に働く人間が変わる

交友関係が広がる為、自分の価値観・考え方を変えることができる可能性がある

年収が変わる

私生活が充実する。生活レベルが上がる。

新しいことを始めることにより、新しいスキルが身につく

本当に自分に合う仕事を見つける手がかりになるかもしれない

出世できる可能性が増える

上の役職が詰まっている環境の場合、転職した方が出世が早くなる

これらを考えると「転職」をするメリットは多くあると思います。
仕事に対する価値観にもよりますが、将来的に少しでも豊かな生活を手に入れたい・やりがいのある仕事を求めているのであれば絶対に1回は転職をすべきだと思います。

転職できない理由

一方、転職ができない理由として１番多い理由を考えてみます。
「今自分が抜けたら仕事が回らなくなってしまう」という理由が思い当たります。

この問題に関しては「辞め方」が重要です。
「１週間後に辞めます。」などは会社やお世話になった上司に迷惑がかかるのでおススメしません。

転職活動をして、次の会社が決まってから会社に退職交渉をします。
大体、1ヶ月間退職交渉・引き継ぎで1ヶ月間有給消化が一般的な転職活動の流れとなります。
ここから先の仕事については責任を感じる必要はありません。

正直、厳しい表現になりますが、サラリーマンの仕事はあなただけができる仕事ではありません。
お客様にとっても次の転職先を決めて、自分がやりたいことをしっかりと伝えることで全力で応援をしてくれることでしょう。

退職したあとの会社はどうなるのか？

「退職した後の会社はどうなるのだろうか」という気持ちが出てくると思います。非常に分かります。不安です。
しかし、そのような状況になっても大丈夫なように人材を獲得していない会社にも大きな問題があります。
そのため、会社のことを考えるあなたは非常に人間的で素晴らしい考えの持ち主だと思います。
繰り返しますが、それでも「あなただけしかできない仕事」はありません。
そこの心配はせずにステップアップしていくことをおススメします。

「会社辞めたいな」「もう上司の顔も見たくないな」「早く帰りたいな」と感じ始めた時、転職を考えると思います。
しかし、きっかけがないとなかなか「転職」という大きな一歩を踏み出すことはできません。
転職活動は不安ですし、面倒だと思うこともあると思いますが、まずは転職に関わる仕事をしている友人や転職アドバイザーに相談をしてみてください。
いきなり「この会社にしなよ！」なんていうコミュニケーションは発生しません。
転職に関わる仕事をしている人であれば、なぜあなたが転職を考えているのか。
あなたに合う会社は市場に存在するのか。など幅広くアドバイスをくれるでしょう。

一歩が自分の人生を大きく変えます。

実際にわたしが転職をした時は友人に相談しました。
しかも、転職の相談をするつもりではなく久しく会っていなかった学生時代の友人と会った時に、たまたまその友人が転職に関わる仕事をしておりました。
色々現状などを伝えると世の中には無数に会社が存在すること。自分の将来を考えた時に本当に今の会社で定年まで働くことが正しいのか？などを考えさせられました。
わたしは転職をして良かったな。と思います。
理由としては、一緒に働く仲間が変わったことにより自分の価値観や考え方が変わり、このようなことも多くの人に伝えられればと思っております。
過去の自分では絶対にしていなかったことです。

転職活動は本当に勇気のいる行動だと思います。
どこか不満があるのであれば、環境を変えることにより今まで見えてなかった世界を見ることができるかもしれません。