未経験転職が成功する!志望動機の書き方と例文10選

目次

未経験転職を成功させるポイント

未経験の職種に転職したい場合、志望動機を上手に書くことが非常に重要です。志望動機は採用担当者に自分をアピールする絶好のチャンス。熱意だけをアピールするのではなく、採用側の視点を理解し、求めている人材像とマッチングさせる内容を意識する必要があります。

未経験転職を成功させるコツは、以下の2点に尽きます。

(1)採用側が何を重視しているか調べる

まずは求人要項や採用サイトなどから、その職種に求められるスキルや人材像を調べましょう。

例えば、営業職を目指す場合、コミュニケーション能力や提案力が重要視されていることが分かるでしょう。

調査を通して、採用側が未経験者に何を期待しているのかを把握します。

(2)求められる人材像に合致する内容を考える

次に自分がその人材像に合致していることをアピールできる内容を練ります。

関連する過去の経験があればもちろんそれを活用しますが、ない場合は勉強会参加や資格取得など今後の取り組み意欲を見せることが重要です。

熱意はもちろんのこと、採用側が何を求めているのかを理解した上で志望動機を書けば、アピールポイントを効果的に訴求できます。

志望動機の書き方のコツ

志望動機を書く上で心がけたいのは、単に熱意をアピールするだけでなく、採用側に「この人なら職務が遂行できる」と思ってもらえる内容を示すこと。次の3つのポイントを押さえましょう。

(1)志望理由を具体的かつ明確に

なぜその職種や企業に魅力を感じたのか、具体的な経緯と理由を書きましょう。「将来性がある业界だから」といった漠然とした表現ではなく、できるだけ具体的に自分なりの言葉で記載します。

(2)職務遂行のイメージを描ける内容に

単に「がんばります」と言うのではなく、入社後どのように業務に取り組むのか、イメージできる内容を提示します。例えば、関連するスキルをどのように活用するかなどを描写します。

(3)活かせるスキルや強みをアピール

自分の過去の経験から、その職種で活きるスキルや強みは何かを考えて記載します。勉強会参加や資格取得など、今後力を入れる分野も提示しましょう。

このように、採用側に「この人なら大丈夫」と思わせる内容を意識して執筆します。

未経験転職のための志望動機例文10選

ここからは、具体的な職種転換パターンごとの志望動機例文をご紹介します。参考に自分の志望動機を作成してください。

(1)事務職から営業職へ

前職は事務一般を経験しましたが、積極的な性格を活かしたいため営業職への転職を考えています。お客様との対面機会が多い貴社の営業職は、私にとって魅力的な仕事です。前職では来客対応を担当していたこともあり、笑顔でのコミュニケーションは自信があります。現在、営業スキルを身に付けるため、セミナーを受講しています。貴社で得た知識と経験を活かし、早期に結果を出せる営業を目指します。

(2)営業職から事務職へ

これまで営業として働いてきましたが、事務職に転向し、営業をサポートする立場に魅力を感じています。前職では提案資料作成を担当していたため、分かりやすい資料づくりには自信があります。貴社の事務職ではその経験を活かすことができると考えました。営業目線での業務改善提案も可能です。営業を支える事務として、働き甲斐のある仕事がしたいと考えています。

(3)飲食店からIT職へ

IT分野で専門的なスキルを身に付けたいと考え、貴社への転職を志望しています。飲食店では顧客満足度の向上に注力してきましたが、IT技術で多くの人を幸せにできる仕事に就きたいです。現在、基礎知識を学ぶためにプログラミングスクールに通っています。まずはSEとしての基礎力を磨き、喜ばれるシステム開発ができるよう努力します。IT分野で成長できる環境が整っている貴社で、専門スキルを身に付けたいと考えています。

(4)営業事務からWEBデザイナーへ

デザイン分野に興味があり、WEBデザイナーを志望しています。前職は営業事務で、提案資料制作を担当していました。採用後は、営業資料制作の経験を活かして、分かりやすいデザインサイト制作を心がけます。現在、デザインスクールに通って基礎知識と技術を学んでいます。WEBデザインのプロとして、魅力的なサイト制作ができるよう知識と技術を磨きたいと考えています。

(5)販売職から保険営業職へ

消費者に寄り添った商品提供がしたいため、保険営業職に興味を持ちました。前職の販売経験から、お客様との信頼関係構築の大切さを学びました。保険商品もお客様の立場に立って提案することが重要だと考えています。貴社の営業スタイルに共感し、募集要項を拝見して応募を決めました。これから必要な保険知識を習得し、お客様の満足できる営業が実現できるよう努力します。

(6)教員から編集者へ

書籍編集の仕事に魅力を感じ、編集者を志望しています。教員時代は文章指導に力を入れ、児童の表現力向上に尽力しました。建設的な添削や言葉遣いのアドバイスなど、編集の基礎力は備わっていると自負しています。採用後は編集のプロから実務知識を学び、早く一人前の編集者を目指します。優れたコンテンツ制作に貢献できるよう、全力を尽くします。

(7)公務員から営業職へ

民間企業で結果を出す営業職に挑戦したいと考えています。公務員では窓口対応業務を経験し、丁寧な応対と迅速な処理を心掛けてきました。採用後は営業スキルを磨き、お客様を満足させる商品提供とサービス向上を目指します。貴社の社風と業界に魅力を感じたため、迷わず志望しました。公務員経験を活かし、早期に戦力となる営業を目指します。

(8)飲食店から動物病院へ

動物病院で働きたいという思いから、受付勤務を志望しています。飲食店では明るい挨拶と笑顔での対応を心掛けてきました。動物病院でも初対面のお客様に安心感と信頼感を提供できると考えています。獣医師の仕事をサポートすることで、動物とその飼い主の幸せに貢献できる仕事に就きたいです。サービス業の経験を活かし、安心できる病院作りに努めます。

(9)自営業から事務職へ

業務の効率化とコスト削減に強い関心があるため、事務職に応募しました。自営業では売上アップと経費節減の改善に注力してきました。事務職でも業務改善提案ができると考え応募しました。ビジネス経験を活かし、事務の生産性と効率性向上に貢献したいです。早期にオフィス内の業務改善策を提案できるように努力します。

(10)小売店から保育士へ

保育士として働きたいという思いから応募しました。小売店ではお客様の要望に耳を傾けることを大切にしてきました。保育士も子どもたちの気持ちに寄り添うことが重要だと考えています。現在、子育て支援施設でボランティアを行ない、保育現場を経験しています。学んだ知識と経験を活かし、子どもたちの健全な成長を支援したいです。笑顔いっぱいの保育士を目指します。

おわりに

以上、未経験転職の志望動機の書き方と具体例をご紹介しました。自分の強みと意欲を効果的にアピールする内容を心がけましょう。志望動機を通じて、採用側にあなたの適性とポテンシャルを伝えてください。

未経験でも充分に力を発揮できる人材であることを訴求できる志望動機を作成することが、夢の転職実現につながります。頑張ってください!

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