【転職サイトで求人を探す方法だけじゃない】転職方法7種類を紹介!

虫眼鏡とJOBの文字が並んでいる画像

「転職しようかな…」と思った時、まずはどんなアクションをとりますか?
まずは転職サイトで求人を探してみるという方がほとんどかと思います。

転職方法の種類は様々です。
どんな方法が適しているかは、個人の状況に応じて異なります。

以下にいくつかの転職方法の種類を解説していきます。

目次

転職サイトを利用する

スマートフォンでJOB SEARCHと検索している画像

インターネット上で検索することが当たり前となった今、まずは求人サイトや転職サイトで求人を探す方法が主流になっています。

転職サイトはいつでも気軽にサイトに登録し、自分の働きたい条件に絞って求人を探すことができます。
気になる求人を複数ブックマークし、条件を比較することも可能です。

ただ、掲載されている求人数が多いため自分が探している条件に辿り着くまでに時間がかかることがあります。
また、収入例や仕事内容、勤務時間が大まかな表記で実態とは異なる場合もあるので注意が必要です。

転職サイトは媒体によって求職者のターゲットが異なります。

  • アルバイト・パート向け
  • 正社員向け
  • ハイキャリア転職向け

様々な転職サイトがありますが、自分が希望する雇用形態と媒体のターゲットを考慮しながらサイトを利用しましょう。

【メリット】
・いつでも手軽に求人を探すことができる
・ブックマーク機能を使えば、複数の求人を比較することができる

【デメリット】
・掲載数が多く、見たい情報に辿り着くまでに時間がかかる
・正確な情報が記載されていない場合がある

ハローワーク(公共職業安定所)を利用する

ハローワークの入り口の画像

ハローワーク(公共職業安定所)は国(厚生労働省)が運営する、無償の公的な雇用サービスです。

ハローワーク インターネットサービスで仕事探しができることはもちろん、窓口で担当者に希望条件などを伝えると、条件に合った(または近い)求人を提案してもらえます。

履歴書の添削や面接準備などの支援や新卒向けの支援、マザーズコーナーを設けているハローワークでは子育て世代のキャリア成功に向けた支援を行っています。

ハローワークへの求人掲載は無料のため、様々な業種や中小企業の求人も多く紹介しています。
ですが、求人票自体は「雇用形態」「時間・休日」「給与」といった最低限の情報しか知ることができません。
ハローワークの求人票自体では、社風などを知ることは難しいといえます。

利用時間は原則平日の8:30〜17:15となっているので、平日勤務の方は通うことが難しいかもしれません。(一部平日夜間、土曜日の利用も可能)

参考:ハローワーク | 厚生労働省

【メリット】
・国が運営する公的なサービスである

・窓口で担当者がサポートしてくれる
・履歴書の添削や面接準備など、キャリア成功に向けた支援がある

【デメリット】
・ハローワークへ足を運ぶ必要がある
・情報量が少なく、最低限の情報しか知ることができない
・基本平日のみしか対応していない

転職エージェントを利用する

バインダーを持ったスーツの男性の画像

転職エージェントとは、転職希望の求職者に最適な求人を紹介し、企業と繋げるサービスです。

サイトに登録すると、登録者1人ひとりに担当がつき、面談を行います。
面談で自分自身(求職者)のことを知ってもらい、以下のような支援を行います。

  • 求職者にとって最適な求人の紹介(非公開求人含む)
  • 応募書類の添削や面接準備のサポート
  • 面接日程の調節や内定辞退の連絡 など

企業とのやり取りも担当者が代わりに対応してくれるので、働きながら転職活動を行う人にとってメリットの多いサービスです。
また、担当者が企業に出入りしているため、専門的な知識や企業の情報を知ることもできます。

デメリットとしては、転職エージェント側が自分が働きたい企業を取り扱っていない場合があります。
媒体によって扱っている求人が異なるので、いくつかのサイトに登録することをおすすめします。

【メリット】
・担当者が専門的な知識を持っている

・自分の条件やキャリアに合った企業を紹介してもらえる
・履歴書の添削や面接準備など、キャリア成功に向けたサポートをしてくれる

【デメリット】
・自分が希望している職種や企業を扱っていない場合がある

スカウト型の求人サイトを利用する

人材を虫眼鏡を使って選んでいる画像

スカウト型の求人サイトは自分の経歴やスキルを登録し、企業や媒体の担当者からのスカウトを受けることができます。

ただサイトに登録するだけで必ずスカウトが来るというわけではありません。
経歴やスキルによっては、スカウトが全く来ないという場合も十分あり得ます。
自分に興味を持った企業からスカウトが来るので、職務経歴や資格などは細かく記載しておきましょう。

スカウト型の求人サイトの利用するにあたり注意したいことは、計画性を持って転職活動をするということです。
現職を退職する時期から逆算して登録をしたり、他の求人サイトと併用しながら利用することが転職成功への近道でしょう。

また、転職活動をする上で「自分自身の市場価値を知りたい」という方は登録をおすすめします。
多数の企業からスカウトが来れば、自分の自信に繋がるはずです。

【メリット】
・経歴やスキルをサイトに登録してスカウトを待つだけ
・多数の企業からスカウトが来た時、自分に自信を持てる

【デメリット】
・採用までに時間がかかる
・経歴やスキルによってスカウトされない場合がある

企業の採用サイトから直接応募する

オフィスの上で人が4人いる画像

近年、自社のホームページとは別に、採用サイトと呼ばれる求職者向けのホームページを開設している企業が増えています。
一般的な求人サイトよりも企業独自の情報や社員の声が多く記載されています。
企業のことを深く知った上で応募ができるため、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

採用サイトは企業側が無料で開設できるものが多くあります。
気軽に開設ができるからこそ、しっかりと作り込んでいるサイトもあれば、開設しただけで運用していないサイトもあります。
運用されていないサイトを見抜くためには、以下の点を確認しましょう。

  • 最低賃金を下回っている
  • 求人サイトに掲載されている情報と内容に相違がある
  • 情報量が少ない
  • 採用サイト内の求人の最終更新が1年以上前

内容が充実しているサイトは、採用活動に力を入れている企業だと考えていいでしょう。

【メリット】
・企業独自の情報を知ることができる

・入社後のミスマッチを防げる

【デメリット】
・サイト自体が運用されていない場合がある

転職フェアに参加する

会議室の画像

複数の企業がそれぞれのブースを設け、会社説明会を行うイベントです。
会社説明会というと新卒採用を想像しますが、中途採用向けの転職フェアも多数開催されています。

様々な企業が参加しているので、転職を視野に入れていなかった業界の会社説明を聞くこともできます。
新たな発見があるかもしれないので、聞いて損をするということはありません。

大規模なイベントはキャリアカウンセラーによる相談会といった、転職に関するサポートを行っていることもあります。
また、参加者が多数いるため企業の担当者への質問ができなかったり、話を聞きたい企業のブースに入れないこともあります。

とはいえ、直接企業の人事担当や社員に会える機会なので、初めての転職活動を行う方は参加をおすすめします。

【メリット】
・直接企業の担当者に会うことができる
・様々な企業が参加しているため、新たな発見がある

・転職に関するサポートをしている場合がある

【デメリット】
・大規模なイベントの場合、担当者に質問できない場合がある

人脈を活用する

人が手を繋いでいる画像

自分自身の人脈や知り合いの紹介を活用することも、転職のひとつの方法です。

自分の人脈を活用することは、企業の担当者と直接連絡ができるというメリットがあります。
キャリアを積んでいる人は自分に何ができるかを伝えた上で、給与や待遇面について交渉することも可能でしょう。

注意が必要なのは、知り合いの紹介で転職をする場合です。
「入社したら聞いていた話と違った」「辞めたくても紹介してくれた人に申し訳ない」という理由で中々辞められないことがあります。
知り合いの紹介で転職するときは、信頼のできる人からの紹介であることが大切です。

転職がしやすい方法ではありますが、長期で働こうと考えていた場合、本当に自分が働きたい職場であるのかを吟味しましょう。

【メリット】
・人事担当者に直接交渉ができる
・サイトに登録する煩わしさがない

【デメリット】
・トラブルが起きた時に辞めにくい

・本当に自分が働きたい職場でない場合もある

最後に

キーボード、虫眼鏡、スマートフォン、付箋、ペンの画像

冒頭でもお伝えした通り、転職方法の種類は様々です。
どんな方法が適しているかは、個人の状況に応じて異なります。

新たな業種や業界に転職する際は、スキルが必要となる場合があります。
スキル向上のために勉強をすることを考慮した上で、転職活動を行いましょう。

自分の状況に合った最適な方法を選び、転職を成功させるための計画を立てましょう。

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